Mini Robot Contest 2013 Official Web Site
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THE RULE OF MINI ROBOT CONTEST 2013
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四国地区高等専門学校総合文化祭ミニロボットコンテスト簡易ルール
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1 大会形式
1.1 参加資格
・四国地方の高等専門学校に属していること.
・アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテストに関係のあるクラブであること.
1.2 チーム構成
・1チームは2台のロボットで構成される.
・ロボットは複数のチームに所属することはできない.
・操縦および補助は高等専門学校生(専攻科生含む)が行う.
・操縦および補助の人数については制限を設けない.
1.3 対戦形式
・対戦はトーナメント形式で行う.
・同校対決はなるべく避けるように配慮する.
1.4 表彰
・表彰は,「優勝」「準優勝」「ミニロボ大賞」「技術賞」「デザイン賞」「アイデア賞」「ア
イデア倒れ賞」の7つとする.
・「優勝」「準優勝」は,勝敗によって決定する.
・「ミニロボ大賞」「技術賞」「デザイン賞」「アイデア賞」「アイデア倒れ賞」については,
各高専20票による投票で決定する.
1.5 審判
・大会の審判は主審1名,副審2名で行う.
・主審は前年度開催校から選出し,試合の進行を行う.また,ルールに伴う最終決定権も有して
いる.
・副審は次年度開催校から選出し,不正のチェックや点数の採点などを行う.
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3 ロボット
3.1 エントリー
・大会1週間前までに各高専は開催校にロボット紹介シートを提出すること.なお,ロボット紹介
シートに記載されていないロボットは大会に出場できない.
・ロボット紹介シート提出後に改良を加えた場合は,大会前日に開催校へ直接,改良申請書を提
出すること.なお,提出されていない場合は参加を認めない.
3.2 計測
・競技の前日,開会式30分前までに行うこと.計測後は,ロボットの調整のみとし,大幅な改良
は認めない.
・計測は開催校が行う.
3.3 ロボットの定義
・ロボットの構造や材料は人体に対して危険なものであってはならない.
・制御部とバッテリを有すること.ただし,必ずしも本体に搭載する必要はない.
3.4 大きさ・重量制限
・スタート時のサイズは,一辺300[mm]の立方体に収まるものとする.
・変形・分離・合体の際は,スタート時の状態にロボットを制御して戻れること.
・重量制限は設けない.
3.5 製作費
・製作費の上限は設けない.
3.6 ロボットのエネルギー制御
・ロボットに印加する電源電圧は定格24[V]以下とする.
・高圧ガスおよび爆発物等の危険なエネルギー源を使用することは,一切認めない.
3.7 制御方法
・操縦は,競技フィールドの外で行わなければならない.
・ロボットの操縦は,無線・有線・自動制御を問わない.
・有線の場合は,ロボットの行動を妨げないよう1000[mm]以上の竿を用いてケーブルを固定す
る.また有線が直径20[mm]を超えないように束ねること.
・ケーブルは,5000[mm]以下とする.ただし,竿に取り付けられたケーブルは含まない.
・ケーブルは,情報伝達およびエネルギー供給以外の目的に使用してはならない.
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4 競技内容
4.1 競技時間
・フィールドのセッティングおよびチームの入れ替え3分間
・ロボットのセッティング1分間
・競技時間3分間
・勝敗および判定時間3分間
4.2 フィールドのセッティング
・副審は競技が行えるように,フィールドの補給ゾーンに紙コップを設置する.
4.3 チームの入れ替え
・審判は速やかに次の競技チームを呼び出す.
・競技に参加するチームは速やかに競技フィールドに集合する.
※審判の指示が出るまで参加チームは,ロボットをスタートゾーンに設置してはいけない.
4.4 ロボットのセッティング
・審判の指示に従い,参加チームはロボットをスタートゾーンに設置する.
・審判の指示に従い,参加チームはロボットの電源を入れる.
4.5 競技進行
・主審によって,競技の開始終了を行う.
・競技中,いつでもロボットのリトライ・リスタートが可能である.
・紙コップを台座に設置する際,飲み口を下向きにする.
・すでに台座に設置されている紙コップについては,新たに紙コップを重ねることで,点数の略
奪が可能である.
・台座に紙コップを設置する際に紙コップが倒れ,自力で復帰できない場合は,リトライを申し
出て紙コップを撤去することができる.
・台座の上の紙コップをコントローラのケーブルにより落とした場合は、リトライを申し出て紙コップを台座の
上に戻す.
4.6 リトライ・リスタート
・リトライ・リスタート中は,競技時間を停止しない.
・リトライの際は操縦者が挙手し,主審に対して大きな声で「リトライします」と発言する.そ
の後,操縦者は審判の挙手とともに「リトライを許可します」という発言を受けた上でリトラ
イを行う.
・リトライの際はロボットを一旦,競技フィールドの外に出し,スタートゾーンに再設置する.
調整が必要な場合は,競技フィールドの外に出した状態で行う.
・リスタートの際は操縦者が挙手し,主審に対して大きな声で「リスタートします」と発言する.
その後,操縦者は審判の挙手とともに「リスタートを許可します」という発言を受けた上でリ
スタートを行う.
4.7 違反・禁止事項
・違反・禁止事項の判断は審判に任せる.
・相手チームへの妨害は失格とする.
・明らかに競技に参加する意志のないものは失格とする.また,それに類似する行動(フィールド
の破壊活動など)を取ったものも失格とする.
・審判の指示に従わない場合は失格とする.
・リトライ・リスタートの正式な手続きを踏まなかった場合,再度リトライ・リスタートの手続
きを最初からやり直す.その間に行った行動もリトライ・リスタート前の状態に戻す.
・一つの台座に執着してはならない.(待ち伏せ,試合硬直防止のため)なお故意に行った場合は
失格とし,事故による場合は現状復帰した後,所持した紙コップを撤去した上で,リトライを
行う.
・故意に台座に設置してある紙コップを押し出した場合は失格とする.
4.8 採点方法
・台座に設置した紙コップの数によって採点を行う.それぞれの点数は10点とする.
4.9 競技終了と勝敗
・競技時間の3分間を越えた時点で競技終了とする.
・競技の採点は副審が行う.
・競技終了時の合計得点が高いチームを勝利とする.また,全ての台座に紙コップを設置した場
合は競技終了時間にかかわらずそのチームの勝利とする.
・合計得点が同じ場合,チーム代表同士のじゃんけんにより勝敗を決定する.
・主審の指示に従い,参加チームは速やかに撤退しなければならない.
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5 安全対策
5.1 保障
・コンテスト開催中およびそれ以前の準備期間において,安全確保は自己責任のもとで行い,本
コンテスト開催校および関係者が責任を負わないものとする.
5.2 安全確保
・ロボットの操縦の際は安全を十分に確保した上,開けた場所で行う.
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